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ロングテール×Amazonの誘惑‥

ロングテール。

少量多品種では効率が悪くなりそうなものですが、それで利益を生み出すシステムを作り上げたAmazonは、いまさらですがやはりすばらしい企業だと思います。

Amazonでなくてもいいのですが、発売から数年以上を経た商品やその付属品、オプション類などを探すときは、だいたいココからはじまります。

ネットショップの台頭以前であれば、

  1. お店に足を運び
  2. 在庫がなければ注文して
  3. 入荷の連絡があれば引き取りと支払いにまたお店へ

いまにして思えば無駄な時間もけっこうあったように思いますが、その反面、気になっていた商品に直接触れることができる「大切な時間や場所」であることもまた事実です。

それでもAmazonの勢いはしばらくは止まりそうにもありません。
パーソナル対パーソナルという人間が得意とするはずのさまざまな提案も、擬似的ではありますがAmazonがしてくれるまでになっています。

以前に観閲した商品を教えてくれます。

さらに、その商品の関連商品までも教えてくれます。

口コミも公開してくれます。

配送時間も特に問題ありません。

Amazonが得意とする、実店舗ではすでに取り扱っていないような古い商品に関しても同様です。

これからもますます進化を遂げるのでしょう。

そのうち、実店舗で買わなければならない理由のほうが見つけにくくなっていくのでしょうか。

だれと会話をすることもなくモノが買えてしまうのは便利ですが、なんだかさみしいような‥。

複雑な気持ちでディスプレイに向かう今日この頃。

でも今日もまた、ディスプレイに映ったAmazonが誘惑してくる。

「これはどう?あれはどう?」
「ほかの人はこれも買ってますけど?」
「在庫はあと1つだけだよ。早い者勝ちだよ。」

・・・。

恐ろしきロングテール×Amazon。

2009/10/02 02:49 by Notchin
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